弊社は、お客様の会社経営上のリスクを明確にし、最適な対策をマネジメントすること、すなわちリスクマネジメントによりお客様をお守りすることを第一の使命と考えております。
ここではリスクマネジメントの流れをお伝え致します。
Step1 リスクの洗い出し
会社の経営を取り巻くリスクには様々なものがあります。
Step2 リスクの分析・評価
Step1で洗い出したリスクの発生頻度および損害規模を予測・分析することにより、企業活動への影響度を評価します。
①損害の発生頻度
過去の災害履歴、同業他社の災害統計・事例、保険会社や官公庁の資料・祭儀統計などから推定します。
②損害規模
損害が実際に発生した場合を想定し、その損害の大きさ(損害規模)を推定します。
③企業活動に与える影響
損害の頻度・規模が、企業の財務指標(経常利益、純資産、売上高、短期流動資産など)の面からみて、どれ程の影響与えるのか予測します。
※純資産5%以上の損害が発生するようなリスクや、利用者や従業員の生死に関わるようなリスクは「大」と判断するといった考え方があります。
Step3 リスクの処理
最小かつ経常化された費用でのリスクを処理する方法を検討します。
Step4 結果の処理
事故データや保険データ、安全防災対策の実施状況を検証し、リスクの処理方法の見直しを行います。経営環境の変化はリスクに大きな影響を与えます。新たなリスクの発生や既存のリスクに変化はないか、検証を続けることが重要となります。